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東京23区、予算別に見るとどのエリアが買える?2026年相場マップ

執筆者:周周2026-04-22
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「この予算で東京のどのあたりが買えますか?」――台湾のお客様から最もよくいただくご質問です。今回は2026年の実際の相場データをもとに、シンプルな価格帯マップをご紹介します。

まず全体像から。2026年の東京23区における中古マンションの平均価格はおよそ6,900万円、坪単価に換算すると約366万円/坪(約110万円/㎡)です。ただし「平均」という言葉には注意が必要です。最も高額な都心3区(千代田区・中央区・港区)は平均で1億円を超える一方、比較的手頃な江戸川区・葛飾区・足立区はおよそ3,600万〜4,500万円と、その差は実に4倍近くにのぼります。なお、2026年上半期に入ってからは上昇ペースがやや落ち着いてきています。(相場は国土交通省の取引価格情報および各種不動産統計を参照。2025年下半期〜2026年上半期)

💎 都心の一等地を狙うなら(目安1億円以上):港区、千代田区、中央区、渋谷区。官公庁や大企業本社、商業の中心が集まるエリアで、海外投資家からの人気も高く資産価値も非常に安定しています。ただし価格のハードルが高く、実需(自己居住)目的であれば必ずしもコストパフォーマンスが最良とは限りません。

東京都心地標

港区・千代田区周辺の都心一等地は、資産価値が高い分、価格のハードルも高めです。

🏙 人気と生活利便性のバランスを取るなら(目安5,000万〜8,000万円):品川区(約7,600万円)、江東区(約7,300万円)、目黒区、世田谷区、文京区、中野区。生活利便性が高く実需人気も強いエリアで、特に江東区・品川区・中野区は再開発の材料もあり、台湾出身の自己居住層に人気の価格帯です。

🌿 予算を抑えつつ都内に住みたいなら(目安3,600万〜5,200万円):足立区(約3,600万円)、葛飾区(約3,900万円)、板橋区(約4,100万円)、江戸川区(約4,500万円)、大田区(約4,800万円)、ほか荒川区・北区。限られた予算で東京の生活圏と通勤利便性を確保したい方に人気があり、主要な乗換駅の近くであれば通勤も意外と便利です。

上野阿美橫丁(アメ横)下町商店街

江戸川区や葛飾区といった郊外エリアは価格が手頃で、下町ならではの生活利便性もしっかり揃っています。

同じ予算でもどちらを選ぶべきか。ポイントは「都心のコンパクトな住まい」か「郊外のゆとりある空間」かです。資産価値・値上がり期待を重視するなら都心寄り、広さや暮らしやすさ、予算重視なら郊外がおすすめです。再開発材料のあるエリア(江東区・品川区・中野区)は将来性が期待できますが、その一部はすでに価格に織り込まれています。一方、中央線沿線(杉並区など)は長期的に安定した人気を誇るエリアです。

ここまでご紹介したのはあくまで「エリア全体の平均」であり、個別の物件にそのまま当てはめることはできません。同じ区内でも駅からの距離、築年数、専有面積によって価格は大きく変わります。仮に「築10年・70㎡」という条件をそろえて比較すると、23区平均は約8,985万円まで上がり、全体平均よりかなり高くなります。実際にどのエリア・いくらで買えるかは、最終的には個別の物件次第です。

最後に率直なアドバイスをひとつ。「どのエリアが安いか」だけで選ばないでください。外国籍の方が自己居住用に購入する場合は、住宅ローンの通りやすさ、生活利便性、将来の売却しやすさも合わせて検討する必要があります。ご予算とご希望条件を教えていただければ、最適なエリアを2〜3つに絞ってご提案いたします。まずはそこから一緒に見ていきましょう。

※ 相場は市況により変動します。本記事の数値はあくまで参考情報であり、実際の取引にあたっては最新の成約データおよび個別物件の情報をご確認ください。

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